ぃやぁ~…全部持っていかれましたよ、柄さんの歌声に…(笑)
娯楽園プロデュースとは、
関西拠点の劇団:エビス堂大交響楽団の作・演出・主宰を務めたオカモト國ヒコさんが、エビス堂解散後に立ち上げた、期間限定プロジェクトで、
2009年大晦日に解散予定の、全8回公演を予定している。
「魔界爆発~」は、2007年6月に公演された、【娯楽園的戦国妖怪時代劇】。
この作品に、36605が今、目下ハマり中の関西発イケメンばかりの演劇ユニット:Axleのエース、柄さんこと柄谷吾史さんが出演しているというので、前々からチェックしていたのですが、
ついに先日、DVDが発売になったので、購入いたしまして、
本日、一人爆音上映会を決行です。
ぃやぁ~…本当、全部持っていかれました…
文禄二年。瓜生島に一人の女が打ち上げられた。
それは十年前に溺死したはずの先代の姫。
その瞳の奥には、この世ならざるものが棲みついていた――――
あらすじとしては、なんとなく先が読めたんだけど、ぃやぁーッ
柄さん演じる菊ノ介(通称きっくん)と、入谷さん(けーすけちゃん)演じる阿苦蔵(通称あっくん)がかっこよかったーッ
柄さんも入谷さんも、殺陣がす~げぇかっこいい。
最初は、
柄さんが好きだからって、きっくんがかっこいいとは限らない、
娯楽園サイトの人物紹介では、「全く同情の余地のない人斬り」と書いてあったから、す~げぇヤな役かもしれないじゃんッと、妙なストッパーをかけて観たのだけど、
…完敗です、かっこよかった…
入谷さんも、
「ピスメ」で藤堂平助を演った役者さんで、観たことない役者さんじゃないし、
柄さんの次回出演作「実験裁判」「回転裁判」両主宰・作・演出・出演だから、
なんか…「あぁ~、はいはい、入谷さんね」みたいな(ちょ失礼…)感じで観ても、
役名がまず“阿苦蔵”だし、かっこいいとは限らねぇぞ、と思って観たのだけど、
ゴツくてかっこよかったーッ
つーか、むしろあっくん主役かッ(笑)。
四神の長である黄龍の名を授かってんじゃん(笑)。一番強いのかぃ(笑)。
きっくんあっくんシーンと、あっくんの膝枕でうなされるきっくんのシーンが好きです
実は仲いいんじゃん(笑)みたいな。
あっくん、そこできっくんを殺してもよかったのに、膝枕してあげてるし(笑)。
そして、きっくんが務めていた危険なしんがりを、
てめぇ斬るのは俺の役だ、それまで死ぬんじゃねぇしんがりは俺に任せろて先に行かせるところなんて、
むっちゃ男子の友情
やっぱり、女性陣の殺陣が甘い(あんまり殺陣が入った舞台って演らないだろうし)分、柄さんと入谷さんの殺陣はきれいだし、キレがあったし、迫力もあってかっこよかった。
「四の五のうるせェーーーッ俺は眠りてェんだーーーッ」
「斬るぞ、お前らーーーッ」
「こちとら寝てねぇんだーーーッごたくはあとにしなーーーーーッ」
「やれごるぅあぁあああああーーーーッ(巻き舌・笑)」
「守りとおすのが侍ってもんだッ」
「なんでもいいーーーブッた斬れーーーッ」
いちいちうるさいきっくんが笑える(笑)。いちいち叫ぶ、いちいちデカい声だす(笑)。もぉ~、きっく~ん(笑)。
「家庭教師ヒットマンREBORN!」の「ヴォオォオォイッ」て言う人(スクアーロ)かぃッ
「リボーン」を実写化するなら、是非柄さんで。
柄さんと入谷さん以外だと、
片岡百萬両さん演じる七郎太(通称:しっちー)、
この人はosacon宅で、TEAM NACKSのDVDを観たときに思った感想を、再び抱かせることとなる。
「…この人、角度によっては陣内智則さんに似ている…」(音尾さんを観たときに思った)。
しっちーはいいヤツ担当。
「一、二、三、四、五、六、七郎太ーッ」(笑)
ちゃんと「立派侍」になれたと思います、しっちー。
百萬両さんは、思ったよりも背が低い方だった。
なんか、ひょろひょろ~っと長いイメージがあったのだけど。
でも、いい役者さんだなぁ~、好きです
アンディ岸本さん演じる勘兵衛のおっさんも、かっこよかったな~。
生臭坊主。
いい雰囲気のおっさん。
必殺技の坊主フラッシュには、思わず噴出した。
「殿」「殿」「殿」「殿」言う蘭ちゃんが、36605が日参しているサイトの登場人物に似ている…(笑)。
田中かッ(←「殿」を連呼する登場人物の名前)
山本操さんはいい役者さんかも知らんけど、
あんまり~…蘭ちゃんというキャラは好きではなかったなぁ。
侍、侍、言うわりに女々しいっつーか…
阿形と吽形かわいかったな~小っちゃくて二個イチ。
永倉聖子さん演じる呪羅は、戦隊モノの悪役美女って感じでよかったなぁ~。
衣装もセクスィーだし、高笑いも決まっていた。
冥役の栗原めぐみさんは、そんなセリフっていうセリフもなかったけど、
ダンスがすげぇキレイだったなぁ~
もともと演劇人ってわけではなく、ダンサーさんなのね。
どうりで、ダンスでの表現がうまいわけだ。
おつう姐さんときっくんのやりとりは、最終的にとても切なくなってしまったのだけど、
おつう姐さんを演じた田所草子さんの、あの艶はすげぇ好きだなぁ~。
「幕末機関説 いろはにほへと」のお駒姐さんみたいな、ロックな感じ。
あの人を、Axleで演るなら貴生ちん。
煙管ふかした、粋なお姐さん。
タクリンでもいいかもと思ったけど、…頭が想像を拒否ったっぽい…
きっくんがおつう姐さんの膝枕で寝こけてしまったとき、…田所さん、柄さんに鼻フックしませんでした(笑)
でも、きっくん、眠れるようになってよかったね…
おつう姐さんも、なんだかんだとストッパーをかけていたけど、きっくんと一緒になれてよかった。
つないだ手が切ないね。
きっくんは、悪い人ではなかったんだよね、仕方がなかっただけで、
きっと心の大部分は罪悪感でいっぱいで、だからおつう姐さんと一緒じゃなきゃ眠れなかったんだよね。
やっと眠れるようになってよかったなぁ、と思うと同時に、切ない…。
叫ばない、素の声で語るきっくんと、膝枕をさせるおつう姐さんが切ないなぁあ~。
きっくん色男おつう姐さん色女VIVA ナイスカップル。
で、
そんな切ないシーンを経て、
梅本さん演じる櫂冥の対決シーンと、冥のフィナーレダンスで、
櫂が「ばかやろーーーッ」と叫ぶ大団円。
ラストがちょっと甘いかなぁ~、と思ったけど、…どうしようもないもんねぇ、櫂一人じゃ…
そして、衝撃のエンディング・テーマ
柄さん、歌声が甘いよ~(爆笑)。
もう、どこで柄さんの歌が入るんだろうとこわごわ待っていたのだけど、
最後の最後かぃッ(サイトを見たら、ちゃんと“エンディングテーマ”って書いてました…)
いやーッ、なんか、恥ずかしーッ
別に自分が歌ってるわけじゃないし、ヘタなわけではないのだけど、
なんか恥ずかしーッ
照れるーッ(笑)。
ところで、柄さんは、「魔界爆発~」本番直前に、
着流しのしたに履く下着について悩んでいたけど、
結局【赤ふん】【股引】はたまた【パンツ】
どれになったのでしょう
映像を確認した限り、股引ではなかったんだよねぇ。
…まさか赤(自粛)
後半のきっくんの鎧姿は、あれは…ヤンキー(再び自粛)
いや~、でも、いい作品でした~
かっこいいアクションで、きれいなダンスで、いい役者さん揃いで、笑えて泣けて、
おもしろかったッス
Neoさんオリジナルの曲もかっこいいし。
サントラがちょっと欲しいかもなぁ~。
柄さんの歌は… あの…、ちょっとアレとして…
きっくんとあっくんと勘兵衛のおっさんがかっこよかった
女子では断然呪羅が好きだった。呪羅とおつう姐さん。
恩雷さんの殺陣もかっこよかったなぁ~さすが殺陣指導だけあって。
冥はキレイだったなぁ~、悪の親玉だったとしても。
阿形・吽形としっちーかわいかった
なんかなぁ~…ますます柄谷吾史が好きになりましたよ。
かっこいい、柄さんはやっぱり。
ケータイ待受は、貴生ちんから再びきっくんになりました。
午前中にDVD観て、
結局一日かけて感想をアップしている…
ほかにすることなんもなかったのに…
でわでわ。