ことの発端は、一昨日、タニザキと朝方まで話しこんでいたことによる。
サマソニでトリの演奏が始まる前に、大きな流れ星をたくさんの人が見たんだよ、
残念ながら36605は見られなかったんだけどね、残念だねぇ、
そういえば今日はペルセウス流星群がピークを迎えるらしいよ、
という話から。
今からでも見れるかなと窓を開けると、もうすでに東の空がうっすら茜色で、
これはもう終わったね、明日はまだ観測できそうだし、今日はあきらめようか。
ということで、
一旦はあきらめたのだけど、午後になってその話がまた出てきて、
今日はじゃぁ夜中に起きて、ちょっと街灯ないとこで見てみようよ、という話になった。
その時間に備えて、18時から仮眠を取り、
2時頃にタニザキと二人で外に出た。
やっぱりピークがすぎていたからか、全然流れないし、雲が出てきて、星を見ることがまず難しい。
ずっと上を見てるのも首が痛いし、眠いし。
でも、一瞬だけ、濃紺の空に一筋の閃光がよぎった。
「流れた」
結構大きな光りで、36605とタニザキ大興奮。
それから、小さな星が流れるたびに声を上げるものの、一番最初に見たほどの大きなのは中々流れない。
一度だけ、
強い光が流れた。
【流れ星が流れたときに、三度願いを言うと叶う】なんて言うけど、
流れ星を見ることに必死で、願いごとなんて呟いてられない。
残ったのは、結局二人とも足にたくさんの虫刺され…
でも、…ちょっと思い出できたね(笑)。