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動乱~獣を野に放て!!  -R-

□■腐れブログ■□ 大体Twitterにいます。 どうでもいいことに毒を吐いたり、 弱氣になったり… 俺の選曲は素晴らしいから。

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君を待って待ちくたびれて、

それでも待ち続けた。
【GAUCH!「キャッチボール・ディズ」】

BANANA FISH」読み終わりました。
…まんまと泣いた(苦笑)。
だって、アッシュがーッ

病院で、アッシュが英二に「サヨナラ」と言ったあと見せた涙が切ない。
本当にあれが二人の最後になるなんて。
英二はアッシュに日本行きの飛行機のチケットを送るのに、アッシュは英二の生まれた国を見ることなく死んでしまった。
いつか見たいなって言っていたのに。
アッシュはまだ20歳にもなっていない、少年だった。
英二は、アッシュが死んでしまったことを知らない。
知らないで、魂はともにあるという。
逆だよ。
アッシュの魂が英二と共にあるんだよ。
戦いの日々のなかで、アッシュは幸せだったのかなぁ。英二に出会うことが出来て、幸せだったのかなぁ。
あの短い生涯の中、つらいことばかりだったアッシュが、英二に出会うことが出来たのは、
アッシュにとって、…

アッシュが、すべてを手中に収め、勝利するエンディングを描いていた。
ゴルツィネを殺し、ブランカを出し抜き、月龍を掌握し、英二と二人で自由になれることを願っていた。
二人でまた笑い会える日がくる、そんなエンディングを望んでいた。

幸せそうな表情でもなんでも、アッシュが死んでしまったことに変わりはない。

英二の手紙を手に、幸せそうな顔で死んだからと、それは救いにならないよ。
アッシュは死ぬために生まれてきたんじゃない。
激動の人生を生き抜き、最後に笑うために生まれてきたはずなのに。

英二のことを想うときだけ涙を流すアッシュが切ない。
もっと泣いてよかったのに。
シンみたいに、ボスになんかなるんじゃなかったと泣けばよかったのに。

なんでこんなエンディング…

何回読んでも泣ける。
悲しい。アッシュが死んで悲しい。
アッシュはリンクス(=山猫)なんかじゃない、アッシュはアスラン(トルコ語でライオン)だ。
金色の髪、威厳を持った若きライオン。
なんで死んじゃったんだろう、アッシュ。
もうちょっとだったのに、
もうちょっとだったのに!!

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Comment

投げたボール

  • ★anecan★
  • 2007-09-27 11:47
  • edit
投げ返す~の~は、どんな目~を、した人だろ~

この日記を読んだだけで泣きそうになりました(笑)
おまえ~なかなか文才あるなあ~

それでも彼は。

  • おきた
  • 2007-09-27 13:43
  • edit
幸せに死ねた…ということなんやろね。吉田先生が描きたかったのは。
とゆー勝手な解釈(笑)

ANOTHER STORYで、英二の姪っ子が出て来るの。『暁(アキラ)』というその名前を彼女は気に入ってなくてね、でも英二が言うの。「君と同じ名前の人を僕は知ってる」
もー鼻水垂らして泣けるよ!!あ、でも最終巻には及ばないかな。

是非。

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