よしちゃんと、よしちゃんの甥っこくん(リック)と茨城県へ行ってまいりました、
よしちゃんの運転で。
リックも36605も人見知りをするので、
最初は全然目ぇ見たりとか、話するのもぎこちなかったんだけど、
ポケモンの話をしだしたあたりからリックが饒舌になり、
しりとりでよしちゃんを攻撃しだしたあたりから、
ちょっと慣れてきたかな…と。
茨城へ着くまでに千葉県内を右往左往し、
リックに「ねぇー、よしちゃん、あと何時間で着くの…」と何度か訊かれながら、
目的地の背中が見えた瞬間、
3人で雄たけび。
「ぉおぉおぉおぉおぉおーッデケぇ~ッ」
目的地は、牛久大仏。
全高120メートルの巨大仏。
胎内85メートルは展望台になっており、もちろん上ってきました。
36605とよしちゃんの目的はこの巨大仏だったんだけど、
リックの目的は大仏の裏にあるふれあい広場で、
リスとウサギに餌をやること。
よしちゃん曰く、リックは動物が大好きだとのこと。
カブトムシやクワガタはもとより、ホームスティ(ムシキング)さえ触っちゃうくらい。
大仏の胎内に入る前も、お庭にいる鯉に餌をやるといってうれしそうだったし、
暑い中、リックはリスにひまわりの種をあげていて、
そのふさふさの尻尾を撫でる手は優しかった。
ウサギに餌をやったあと、
高速のサービスエリアへ行き、昼飯を食った。
リックがカキ氷を食いたいっていうんで、
サービスエリアでカキ氷を買ったんだけど、
シロップが足りなくて、よしちゃんがシロップを足しに行っている間、
リックは「戦後すぐくらいに生まれたかった」と言い出す。
「なんでよ~物資とかなくて大変そうじゃん。」
と言った36605に、
「だって戦後のほうが絶滅危惧種とか(今より)いっぱい見れるじゃん。」
と答えたリック。
行きの高速サービスエリアでも、
見つけた蝉の幼虫を木に登りやすいところに移動してあげたり、
地面に這っていた蝉を、飛びやすいように空に放り投げたり、
君はずっとそんな優しい心を持ったまま成長してほしい、
と切に願った。
リックはいま10歳。
つい最近、10歳になったばっかり。
あと10年して、どんな大人になるんだろう。
心霊の話に興味を持ったり、
蝉の抜け殻を手のひらに乗せてはしゃいだり、
カマキリの種類をツルっと言えちゃったり、
アツいコーヒーが飲みたいと、
ちょっと大人なことを言うけど砂糖とミルクは多めにしてもらう君が、
ひねくれたりせずに、このまままっすぐ成長してくれることを、
“おとーさん”は願う。
よしちゃん、遊びに連れてってくれてありがとう。
私信 to ane
あれは、画像を選んで簡単にあーいう画像を作ってくれるサイトがあるんだよ。
おもしろいから、今度自分らの写真でもやってみなさいよ。
でわでわ。ばいちゃー。