野田市に行ってきた。
父がこっちに出張… 出張に来ているので、aneと会いに行ったのだった。
同じ千葉県内なのに、36605が住んでいる駅から1時間かかった。
駅前には氣軽にコーヒーが飲めるような飲食店が一つもなく、
タクシーでジャスコへ行き、ご飯を食べた。
…ジャスコって…
ご飯を食べて、近況を話していると、父が肋骨を折っていたという衝撃の事実を聞かされた。
もう完治はしたらしいのだけど、なんでそういうことを言わないか、娘に。
「心配させたくない」とのことだけど、ビビるでしょや、したっけ。
もう、やめて~。
その後、茂木本家美術館へ。
茂木さんというのは、キッコーマン醤油創設者一家のうちの一つらしい。
(茂木さんと高梨さんと堀切さんで創業したのがキッコーマン)
茂木家12代目・七左衛門さんの美術コレクションを展示するために創ったのが、
この茂木本家美術館とのこと。
常設展と特別展、あわせても30分↑↓で観終わるような、小さな美術館だったのだけれど、
建物自体が非常に凝っている、ということで、
わざわざ現在の館長自らが説明してくださったのだけど、
… 長い(苦笑)。
確かに、説明してくれなきゃ見逃してるとこは結構あったけど、自由に見たいじゃん。
名誉館長でもある、茂木七左衛門さんのモットーが「楽しく美術品を魅せたい」、
という説明は何度かいただいたのだけど、じゃぁ自由に見せてくれ(笑)
うん、でも楽しかったけどさ。
建築設計を手がけたのは、愛・地球博の日本館を手がけた建築家とのことで、
随所にこだわりが。
さすがに館内は撮影禁止だろうな、と思ったので写メはないけど、
お庭にも出られるようになっていて、
外観。
こうやって見ると味氣ないけど、窓という窓がいちいち額縁に入った絵に見えるようになっている。
お庭にあった木。
どこかの駅に植えられる予定だったのだけど、この広いお庭に植えられることになった、
幸運な木。
どんどん大きくなってってください。
敷地内にあるお稲荷さん。
茂木さん宅で個人的に祀っているんじゃなかろうか。
真正面にメインの祠があって、祠まで続く短い参道にも、いくつか祠があった。
手水舎(テミズヤ:手を洗うところ)に水がなかったから、お清めをせずに参拝してしまったのだけど、
手水舎の屋根に彫られていたのは、キツネの嫁入りだった(写メなし)。
お稲荷さんに咲いていた紅梅。
もう梅の季節なんだね。
36605が通っていた専門学校グループの校章は、梅の花を模したものだった。
もうすぐ桃の花も咲いて、一氣に春めくんだろうなぁ~
常設展は、七左衛門さんがお好きらしい、富士山の絵がたくさんあった。
とても美しいのだけれど、やはり富士山は完璧な山すぎてつまらない。
36605は『津軽富士』と形容される、地元名峰・岩木山が一番きれいだと思うなー。
勿論、36605地方方面から見た岩木山が一番
特別展は大正~昭和にかけて活躍した浮世絵師・川瀬巴水(はすい)の『富士山』。
ん~…浮世絵、つーか… こ~れぁもう、西洋版画だよなー。
色使いが淡いし、なんかふわふわしている。
36605が好きな浮世絵とは違うな。
国芳も西洋画っぽいんだけど、でもふわふわしてない。
力強くて、自己主張が強い。
やっぱり幕末~明治初期までだな、36605が好きな浮世絵は。
茂木本家美術館から駅まで向かう間にあった、黒壁の素敵なお宅。
こんな素敵な門構えのあるお宅に住みたいわ。
武士って感じ。
廊下は勝ぁん家みたいに畳で、客間は畳に絨毯敷いて重厚なテーブルと椅子を置く、
自室の床の間には水墨画の掛け軸かけて、漆塗りの文机で作業をしたい。
縁側もほしい。庭には紅梅。天井は梁が見えてるのがいいな~。
妄想広がる、楽しいお宅。
父が元氣そうでよかった(肋骨折ったのはビビったけど)。
久しぶりに近くで顔を見たけど、やっぱり年とったなー。
26日には帰ってしまうみたいで、寂しスなぁー。
もし、また出張で関東に来ることがあるんなら、今度は是非もうちょっと都市部に出張してきていただきたい。
野田は遠い(苦笑)。
せめて松戸。
でも、滅多に乗らない電車にも乗れたし、まぁ楽しかったんだけどさー。
明日からまたバイトだわ~。
慣れた、っちゃぁ慣れたけど、もう本当に辛いわ。
でわでわ。ばいちゃー。