ちょっとまぁ、ヲタク話がからむので、「またか」と思った方はお戻りください。
まぁ、そんなアレでもないけど。
どうなのかなぁ。
連日、「いろは」話が続いてるからね。今回も、それです。
文体とかいつにも増してめちゃくちゃと思うけど、堪忍。
(*本日のタイトルも、「いろは」の勝先生の台詞)
「幕末機関説 いろはにほへと」に勝安房守海舟が出てくるのだけど、もう、本当にかっこよい。いい感じに抜けてる、っていうか。飄々としていて、本当にこんな風になりてぇなぁ、っていう。
べらんめぇ口調で、己の進むべき道を見定めているのに、飄々としている。
いつも口の端には、余裕の表情を浮かべているんだけど、物事を難なく、あっさりこなしていく。
それゆえ、疎まれもするけれど、信頼もされている。
いいねぇ、かっこいいねぇ。
で、調べていると、どうも勝先生は本当にアニメの勝先生同様、飄々としたお人だったらしい。
奥様の民子さんに「ちょっと船を見に言ってくる」と告げたきり、アメリカへ一ヶ月ほど渡航したり、
戦争を反対したり(江戸城の無血開城や日清戦争の反対など、というか殺生がお嫌いだったとのこと)、
旧幕臣の生活保護に尽力したり、士族たちの職安みたいなことをしたり、
すげぇかっこいいんだ。
女遊びは激しかったらしいけど、まぁ、だっていい男っぽいもの。
明治政府から与えられた仕事には、「部下に仕事を投げして、ただ判を押すだけのような仕事しかしてないよ。」と言ったとか言わないとか。部下思いの上司っぽいよね。
教科書で習う勝先生は、「幕末に海軍を指揮したひとで、坂本龍馬に影響を与えた人」ぐらいの存在だったけど、こうやって調べると、なんだか全然別の人みたいだよね。
勝先生の語録とかも結構、本として出版されているらしい。
一部がWikipediaに載ってた。それがまた、か~っこいい、かっこいい。
「自分の価値は自分で決めることさ。つらくて貧乏でも自分で自分を殺すことだけはしちゃいけねぇよ。」
…なんてパンクまるでジョー・ストラマー
「やるだけのことはやって、後のことは心の中でそっと心配しておれば良いではないか。どうせなるようにしかならないよ。」
ちょ… ちょっとさ、「海舟語録」とか「海舟座談」ほしいよね…(笑)。
それと、勝先生の遺した文献がたくさんあるらしく(勝先生は筆まめだったんだねぇ)、それもちょっと見たいなぁ。
生きていたなんて、信じられないよね。
でも、確かに生きていたんだよ。教科書の中の人物だと思っていたけど。不思議だなぁ…
勝先生は、現在を生きている36605のことなんか知ることはできないのに、現在を生きている36605は、勝先生をこうして調べて、憧れることができるんだよ。
勝先生が一時住んでいた両国で、36605はバイトとかしてたなんて、今考えるとすげぇよなぁ。
そういえば、江戸博には「勝海舟江戸城無血開城の図」とかなんとか云うポストカード売ってたなぁ(苦笑)。そうか、勝先生だったんだよね。「このポストカードが、なんでこんなに売れるんじゃ」って仲間内で言い合ってたなぁ。…勝先生を知った今も、そんなにほしいと思わないけど(笑)。
歴史っておもしろいなぁ。
その時代を作り上げてきた人たちの記録なんだよね。
こうやって、後世の人たちに覚えてもらえるひとになろうとは思わないけど、今を生きている36605の存在も、歴史の一部になるんだろうなぁ。
…あれ、36605、もしかして前世、神無 左京之介
イギリス好きだし、勝先生を尊敬しだしたし。
「幕末機関説 いろはにほへと」の神無は倫敦生まれ/勝先生のボディガードを一週間くらいやってた。
…なんで“勝先生”と呼ぶかと云うと、
それは結局「いろは」の影響で(苦笑)。「いろは」の龍馬さんが「勝先生」と呼んでいたから。
まぁ、みんな勝先生ファンは勝先生と呼んでいるらしいんだけどね。
長ェッ(笑)、しかし、本日の勝先生語り、
「コレデオシマイ」。