私信 to osa
大変遅くなりました。
浅草寺の御神籤における凶・大凶体験談は数多いですね。
しかし、2人とも凶だったのにはびっくりです…
そして苦笑い。
私信 to ane
浅草寺にはこんな煮え湯を飲まされたことがなく、
今まで良好な関係を築けていただけに残念でなりません。
凶って… 凶って…
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ここのところ、新書にハマっています。
「江戸めしのスゝメ」、「江戸の恋」、「江戸のセンス」、
「桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう」、「イカの哲学」、…
「江戸めしのスゝメ」は、その名の通り、江戸の食文化についてと、
その背景について書かれた本。
栄養面や食習慣について、日本の食事はいかに健康的かということ、
栄専の授業で習ったことだし、わかってたことだけど、
おもしろかった。
「江戸の恋」は、江戸時代の婚姻関係、恋愛事情について書かれた本。
… なんだけど、途中途中で著者の恋愛自慢的なものが入ってきて、
少なからず( ・◇・){… ←こういう表情になった。
「江戸のセンス」は、扇子職人の荒井さんに、いとうせいこうさんがお話を聞き、
それをまとめた本。
いやぁー!!おもしろかったぁー!!
江戸の職人ってかっけぇーなぁー!!て思った。
こういう、小粋で小洒落た、通な大人になりたい。
もっと知識をいーーーっぱい身につけて、
江戸っこが隠したがる洒落た部分を見つけて一緒に楽しみたい。
「桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう」は、
歴史的大事件を、氣象状況から読み解く、という本。
最初のうちは「おぉ~!!」と思って読んでいたのだけど、
途中から、「あぁ、はいはい、高氣圧ね、前線ね、はいはい。」てなってしまった…
第一章の「博多湾で神風が吹くでしょう」(元寇)はすーげぇおもしろかったんだけどなー。
一氣に読み進めないほうがよかったかも。。。
「イカの哲学」はまだ読んでません。
もう一冊、「チョコレートの世界史」という新書も買って、
これもまだ読んでません。
ちょー楽しみ!!むっちゃおもしろそう!!
小説も読みましたよ。
ここのところ、買う小説といったら大槻ケンヂか長野まゆみか。
大槻ケンヂ「縫製人間ヌイグルマー」、むっちゃおもしろかったです。
綿状の宇宙生命体が、母星が滅亡したことで宇宙船に乗って地球にやってきて、
ぬいぐるみに潜んでいるところ、
そのぬいぐるみを高円寺に住む女の子が手にし、
悪の巨大組織VSぬいぐるみ・女の子・女の子を好きなダメな男の子の戦いが始まる、
という、ブッ飛んだお話。
最終決戦地が中野サンプラザだからね。
オーケンって、一個氣にいった設定があると、
それを複数の物語や歌詞に流用しちゃって、
同じような設定の歌詞とか物語がいくつもあるんだけど、
これもそのひとつ。
悪の巨大組織と戦いはしなかったけど、
ほかにもこの登場キャラクター、見たな…とかさ。
筋肉少女帯の楽曲はよく理解できないけど、
大槻ケンヂの書く小説は大好きです。
長野女史の「鉱石倶楽部」も読んだけれど、
もうなんというか…石好きなのは保育園のときから変わらんよねッ☆
これは実際読んでいないのだけど、(立ち読み程度)
宮崎駿氏が、小さい頃にわたくしたちが読んでいた、
岩波少年文庫を読んでいたと知り、謎の感激を覚え、本屋で泣きそうになりました。
氏は「チポリーノの冒険」が、挿絵も含めて大好きだったそうです。
わたくしもチポリーノ大好きだったー。
「みどりのゆび」、「むぎと王様」、「オタバリの少年探偵たち」、…
チト。
(升さんじゃない。)
氏は、石井桃子さんの訳もお好きだそうな。
『本へのとびら―岩波少年文庫を語る―』という新書です。
わたくしは買いませんが、興味がおありなら、是非。