バイト先の社員さんから、一週間くらい前に借りていた「マリー・アントワネット」を観た。
そんなに期待もしていなかったし、
周りの評判もそうでもなかったし、
まぁGyaOでやったら観るんだろうなぁ、ぐらいの氣持ちでいたので、
借りることができてラッキー。
バイト先の社員さんも言っていたのだけど、確かにこれは歴史的なところはないんだよね。
世界的に有名な【マリー・アントワネット】だから話が通じる。
オーストリアから政略結婚で連れてこられて、贅沢な暮らしをして、ギロチン刑に処される。
大まかなことがわかっているから観れる。
マリーはただの女の子だったんだよ、
という話。
かわいいものが大好きで、楽しいことが大好きで、ギャンブルとオペラが大好きで、
でも一国の王妃として、世継ぎが生まれないことで苦しんだけど、
でも、みんなの周りにいるふつうの女の子とかわりはない、女の子だったんだよ、
という話。
【マリー・アントワネット】という名前でこの映画を作っていなきゃ、
別段なんのひねりもない、別に映画にすることもねぇ映画だと思う。
話題になっただけあって、衣装や背景は大変素晴らしかった。
かわいい、色使いとかデザインが。
背景も、テレヴィや本で見るヴェルサイユ宮殿といっしょだった。
す~げぇ細かい。
いちいちかわいい。
あんまり好きな顔じゃねぇキルスティン・ダンストがかわいく思えた。
しかし。
17歳のアッシュを30歳で演じた柄さん同様、…14歳を演じるのは無理がないですかね、キルスティン…
柄さんは…まぁ納得できたけど、キルスティンはちょっと…
スパイダーマンのMJもちょっとどうかと思うのに…
あと、音楽
BOW WOW WOWの「I WANT CANDY」(ケヴィン・シールズremix)とかTHE Strokesがかかったときは、思わず指を鳴らした。
「I want candy」はでもオリジナル(BOW WOW WOW)より断然グッシャロカヴァーがいいなぁ。
メラニー・Cカヴァーも好きだけど。
難しい歴史が入ってこない分、すげぇ時間が早く感じた。
あんまり重要な人物覚えなくていいし、簡単でヴィジュアルがいい映画だった。
「もう一回観たい」きかれたら、「いらん」と答えるけど、
「どんな内容だった」きかれても「かわいい映画だったよ」しか言えないと思う。
ストーリーっぽいストーリーがない氣がすんだよな。
衣装映画。コレクションのランウェイ映画。
でも、あの衣装のかわいさを観れただけでも得したなぁ
でわでわ。