こと、30-DELUX「チュッパチャップス」(タイソンさんシメの一発ギャグ・笑)、
観戦して参りましたーッ@新宿スペースゼロ。
まずは恒例となりつつある清水さんとタイソンさん(道誉)の前説から。
今回も清水さんによるタイソンさんいじりと、携帯電話の電源切りチェック☆
これが今回のセットですな。
入った瞬間、「おぉッ」と思った。
両脇に葵の御紋と松明(中華なべ)、真ん中に「一」の文字。
今回は席が遠くて、清水さんも道誉(タイソンさん)も写メじゃ見えないね…
左が清水さん、右が道誉。
今回はブログアップ許可はなく(けど載せちゃった…)、
↑の画像を3年間連絡のなかった友達にメール送信してください、ということでした(笑)。
【あらすじ】(サイト抜粋)
時は、戦国時代。天下分け目の関が原。
鬼神のごとく東軍の陣を突破し、徳永家康の命を狙う4人がいた。
その名を「四神無双」。
天下統一を成し遂げた家康は、服部半蔵に「四神無双」の討伐を命じる。
命令を受けた半蔵の前に、一人の男が現れる。
その男の名は、ナナシ。
戦いの果てに男達は一体何を見るのか
天下泰平を目指す者たちの交錯する人間ドラマ、
命を懸けた壮大なアクションエンターテインメント
30-DELUXプロデューサー:清水順二が2年の構想を経て実現した、
日本最高峰のアクションを魅せるアクション・クラブとのコラボレート作品
【キャスト】
・服部半蔵→佐野瑞樹(ジャニーズ)
・ナナシ→清水順二(30-DELUX)
・鷹丸→渡辺大輔
・青龍→前田悟
・朱雀→水野裕子
・白虎→川原正嗣
・丹弦→武田浩二
・オロチ→タイソン大屋(30-DELUX、Afro13、劇団☆新感線)
・モモチ→森大(少年社中)
・徳川家康→田尻茂一
・酒井家次、他→船橋裕司
・甲賀忍者、他→安田桃太郎
・赤雷、他→斎藤健二
・村人、他→飯田卓也
・忍者長、他→鈴鹿貴規(TeamAZURA)
・甲賀忍者、他→天野博一(TeamAZURA)
・村人、他→岩田栄慶
いやぁーッ、今回はアクション・クラブとのコラボですからねーッ
かっこよくないわけがない。
フライヤーからしてむっちゃかっこよかったからねッ。
感想は箇条書きにしていきます。
ストーリー進行とは関係なく。
●佐野瑞樹さんの殺陣、…下ッ手だなぁー(苦笑)。
まぁ、わかってたんだけどね。
特に今回、アクション・クラブとのコラボだから、佐野さんお一人恐ろしく下手に見えるんだ。
殺陣初心者の水野さんも、すごくきれいな動きをしてらっしゃるのに、
佐野さん… (苦笑)。
雑いんだよねー。まだ攻撃されてないのに、次の構えをしちゃってるんだもの。
動きも緩やかだし。スローとか、優雅とかいう問題じゃないの、もう流れてる。
36605も殺陣やったことないから、えらそなことは言えないし、難しいのはわかるけど、…うーん…
●30-DELUXといえば、『笑って笑ってホロリとさせる』がキャッチフレーズだけど、
今回、あらすじを見る限り、むっちゃかっこいい芝居になりそうだし、
『笑って笑って』の部分はと思ったけど、そこは大丈夫でした(笑)。
森さんがキャストだしな、笑えました、しっかり。
○「こんな忍者はいやだ」
○佐野さんいじり:
・背が低くて幼児体型
・もう成長止まった…
・■ャニーズ事務所でブレイクしきれなかった感がある…(←これいかんだろ)
○青龍・前田さんの私生活:
・自転車に乗って転倒し、ひざをパックリ割ってしまい、骨が見えてるのに「マキロン」叫んだ
・500円貯金で20万貯めた
・のに、空き巣に入られた
○青龍が家康を恨む理由:
家康の城に友達と盗みに入り、バレて友達が処刑された→逆恨み
(突然80年代青春ヤンキードラマばりの語り、小石とか投げちゃう)
○森さんとタイソンさんの落ちこぼれ忍者のやりとり
○必要以上に佐野さんに顔を近づける森さん
○森さんの作画による服部半蔵の説明(ハットリくんの目の部分モザイク)
○森さんの作画による服部半蔵の説明(コロスケ「何故カラクリを描いた」)
○客いじり
「ここにいる、全員が優秀なくのいちなんだ。」「…あの、サングラスにヒゲもか…」
以上、『笑って笑って』部分(笑)。
●衣装もかっこよかったんだよなー、今回
特に清水さんのコーンヘッド
と、水野さんが白虎と戦うときに着た白い衣装。
デフォルトの朱い衣装も好きだけれど、白い衣装は花嫁衣裳なのだと、36605は解釈いたしました。
結婚の約束をした男の仇(白虎)を、そうと知らずに愛してしまい、けじめをつけるために決闘を申し込む。
そのときに着てきたのが、白い衣装。
「一人にしないで」「『愛してる』って言って」。
朱雀は家康を恨んでもいいと思う。愛する人を殺され、愛する人を殺させ、一人になった。
水野さんは殺陣も優雅で美しかったし、お芝居もよかった
氣も芯も強い、気高くてしっかりした女性、朱雀。
朱雀は甲賀忍者、という設定だったのだけど、本名が『明里』らしく(笑)、
「明里は世襲制なんだ~(笑)」と思った。
●今回は名前つきの役じゃなかったから、岩田さんがあんまりよくわからなかったー。
●でも、一番かわいそうなのは鷹丸じゃないか
玄武の影武者となった自分の父(丹弦さん)を、半蔵を守る為に殺さなければいけなかったし、
その守りたかった半蔵だって最後に鉄砲衆の銃弾を浴びて死んでしまうし、
半蔵を継ぐことになったナナシは、鷹丸が守ることもないほど強いし。
●前回「ファミリア」では、そこまで清水さんかっこよスッて感じではなかったのだけど、
今回の清水さんはもう、本当にかっこよス
最強忍者で弟思いのいいお兄ちゃんであり、一族思いのいい族長♪
かっこいいだけの主役かと思いきや、清水さんお得意の人情味のある色男☆だった。
●朱雀の刀、縁(柄の鍔の手前)に、赤い紐というか羽根がついてて、
それが刀を振るうたびにふわふわ舞って、それが余計動きを優雅に魅せていたんだろうなぁ。
●タイソンさん、今回フライヤーむっちゃかっこよかったから、
ひょっとしてタイソンさんが玄武と思ったけど、アホ忍は最後までアホ忍だった…
●四神無双のなかでは、青龍が一番好きだったなー。(玄武=ナナシは別として。)
アホの子、アホの子♪
●【服部半蔵】を懸けて半蔵と戦った兄が生きていて、それがナナシだということ、
玄武が実はナナシではなく丹弦さん、までは予想ついたんだけど、
その丹弦さんがナナシの影武者で、結局ナナシが玄武、というところまで予測はできなかったなー。
さらに半蔵がナナシを守るために鉄砲衆の銃弾の前に飛び出し、死んでしまうなんて。
飛び出したとき、思わず「あッ」て口開いたもな。
隣の人も思わず手で口を覆っていた。
半蔵は、兄ではなく弱い自分が半蔵を継いだこと、
安泰を望んだが為に「謀反を企てる」と判断され、家康に撃たれて亡き者とされた兄のことを、
ずっとコンプレックスに思っていて、
もしナナシが家康に処刑されれば、半蔵はコンプレックスを抱えたまま、弱いまま生きていくことになる。
そのへん、どうやってキレイに収めるかな、と思ったら、あんな荒い方法。
でも、大好きな、憧れの兄貴であるナナシに「強くなったな」って言われて、
半蔵も満足だったと思うんだー。
●半蔵が死ぬ際の佐野さんの芝居はよかったなー。
この人、殺陣のひとじゃなくて、芝居のひとなんだな、きっと(苦笑)。
芝居はすごくかっこよかったもの。
●でも、本当のラスト、服部半蔵となったナナシが、名を名乗り、
堂々と敵に向かっていくところが一ッ番かっこよかったッ
「服部半蔵、参る」
これで暗転はヤーヴァイって
清水さんの後姿、ちょかっこよかった
●あ、 …感動的な場面なのに、白虎が死んだ場面、
申し訳ないのだけどあんまりきれいに落ちたから、笑っちゃった。
前回「ファミリア」よりも、断ッ然「ナナシ」のがかっこよかったねッ
ストーリーもとっちらかってなくてまとまってたし、どんでん返しも納得できた。
みんな芝居うまいし。←プロに言うことじゃない…
佐野さんの殺陣が、したっけやっぱり惜しいのよなー…
まぁええわ。
これから、明日の東京千秋楽を経て、名古屋、大阪の大楽まで、きっと大きな拍手でいっぱいになると思う。
すっげいい舞台だった。
なんも考えずに笑って笑ってはッとしてほろりとして。
ギリギリボーイズとはよく言ったものね☆
カーテンコールのはけ方、佐野さんがすっげェジャンプしてて、清水さんが心配していた(笑)。