…あれッ、第11回公演「八犬伝」から1年じゃん
そんな観てなかったっけ、Axle
最近は竹電とFoZZtoneにムチュウで、そういえばあんまり芝居観てなかったもな…
【あらすじ】(パンフ抜粋)
一人の絵師の元に 六道衆と名乗る男たちがやってくる。
六道衆の一人、天道が問う。
「ある男に恨みを持っている、その男の話を聞かせてもらえないか」
絵師が「男の名は」と聞くと、天道は鋭い視線で答える、
「宮本武蔵」と…
時は遡り、慶長元年。播州。
一人の兵法者を木刀で倒した十三歳の弁之助はある時、出世を目指し、関が原の合戦に参加。
しかし、戦績を上げられずに敗走。
失意の弁之助は、以降、武蔵と名乗り、養父である新免無二の元を離れ、
正蓮庵から逃げ出した小坊主、経林と共に、修行の旅に出る。
巷では辻斬りが流行り、未だ乱世の様相を呈していた…
【キャスト】
・贋作師…柄谷吾史
・天道(佐々木岩流)…古川貴生
・地獄道(奥蔵院道栄)…山本健史
・人道(宍戸梅軒)…武原広幸
・畜生道(夢想権之助)…斉藤崇
・修羅道(大瀬戸隼人)…西村大輔
・餓鬼道(辻風典馬)…飯泉学
・新免無二…田中照人
・宮本武蔵…林明寛
・経林…桑野晃輔
・佐々木小次郎…加藤巨樹
・宝蔵院胤舜…鳥越裕貴
・有馬喜兵衛…宮永純
・秋山嘉兵衛…江口紘一
・吉岡七郎/伊織…山田諒
・吉岡伝七郎…池永英介
・吉岡清十郎…郷本直也
・吉谷さんすげぇーよ
「宮本武蔵は二人いる」から始まり、あのラスト
●武蔵(たけぞう)と弁ちゃん兄弟♪
●武蔵は無二の本当の子供ではなく、
無二(パパ)が城主に命ぜられてお家断絶(37564)をした家の生き残り。
(女子供も迷わず殺せ、と言われていたのに、赤ちゃんだったからと躊躇した。)
●それまで仲良し一家だったのに、事実を知った武蔵が無二を襲撃、
盗んだバイクで走り出す。=家出
●弁ちゃん、どんどん強くなる。→吉岡の道場破り決行。
当代当主・吉岡清十郎を斬るよう仕向けられる。
(次代当主・又七郎も斬る。→一命を取り留めた又七郎を武蔵回収。→伊織と呼び小姓にする。)
●弁ちゃん、興福寺で胤舜と出会う。/武蔵、興福寺で道栄と出会う。
●武蔵、胤舜の師・道栄を斬る。
(道栄が胤舜の力を恐れ、殺そうとしていたから)
●胤舜は師匠殺しの犯人が弁ちゃんなのではないかと疑いながらも旅に同行。
●なんやかんやあって、弁ちゃんのもとに小次郎から果たし状が届く。
最初は渋っていたけど、岩流が小次郎を装って経林を殺害、
経林のかたきを討つためと思い込み、決闘を受けることに。
●決闘巌流島
●又七郎=伊織の父・清十郎が生きていることを知った武蔵、
伊織と別れる。
伊織が武蔵は今後どーすんのッと訊く。
大坂冬の陣に参加する、と答える。
・武蔵は無二のことをパパだと信じて疑わなかったんだろうな、事実を知るまでは。
弁ちゃんのことも、強くなるまではかわいい弟と思ってて、
でもいつしか本当に強くなって、自分よりも強くなることを恐れて、
大坂冬の陣のどさくさにまぎれて殺そうとした。
「大坂へ」と答えたとき、わたくしは弁ちゃんのピンチに駆けつけんだと思った。
なんて美しい兄弟愛ハッピーエンドだねッ☆
と思ったのだけど、「宮本武蔵は二人もいらない」、
“俺”が宮本武蔵だ、っつって、弁ちゃんを殺そうとしたんだね。
信じてたパパに、残る宮本武蔵は弁之助だ、
って、二度目の裏切りをされた。
いやぁ~、あのラストは素晴らしかったなー。
パパが武蔵を斬り、
あのとき(武蔵がパパを襲撃したとき)なぜ俺を仕留めなかった、
教えただろう、最後の最後まで油断するなと、
…あのとき(37564)お前も殺しておけばよかった…
と言われ、組み合って刺されたまま、上から竹が落ち、雪が絶えず降る。
あのラストは素晴らしかったー。
かっこよかったスなぁー。
この世は贋作ばっかじゃねぇーかと柄さんが吼えて、
バターンと倒れて暗転。
「BANANAFISH」のラストのようだったなぁー。
ハッピーエンドじゃねぇ。
かっこよかったー。
・吉岡家当主になりたかった伝七郎の策略で弁ちゃんに刺され、
なぜか砂浜に倒れていた清十郎と小次郎の出会いに衝撃を受けるw
小次郎、スキップで浜辺を散歩♪→… Σはッ、だ…誰か倒れてる…→剣先でツンツン…→「う~ん…」
Σ い、 生きてる …ッ
「… 佐々木です。」
「 吉岡です。」
小次郎さん、かわいかった…
清十郎もかわいかった…
あの二人がかわいかった…
吉岡家当主なのにふわふわしてていい加減な清十郎。
「本当は染物をやりたいんだよね♪」
13歳のときに雷に撃たれ、記憶を無くし、一旦は殺人狂になるも、
更生し、反動(としかいいようがないだろう・苦笑)でぽわわ~んな性格になっちゃった小次郎。
療養中なのに浜辺に出歩く清十郎を、お家に連れて帰ろうとして、
でも帰りたがらない清十郎の頭をはたいてぷぅ~とほっぺふくらましたり、
風邪ひいて声出なくなってさらに突然倒れたり、(抱きかかえる直也さんw)
二人で将棋指してながらカコバナしたり、
でも清十郎さんの過去には全然興味ない小次郎(ことごとくスルー)、
清十郎がズルしようとすると抜刀して、
結局清十郎が盤を「わーッ」てかきまわして終了www
むっちゃかわいかったなー和むw
・いやぁ~、もう、なんていうか加藤さんの登場シーンがまたちょっとウツクシくて笑っちゃったよね。
弁ちゃんの刀に倒れたあとの喉元がエロかったなー。
・でも加藤小次郎はあまり感情を表に出さないな。
淡々と、人間くささを感じさせずに。
ピスメの沖田とか、ファミリアの小之寺くんとか。
・林さん・桑野さん・鳥越さんの弁之助・経林・胤舜もよかったけど、
なんっつーか、兄さん方(Axle)と比べちゃうと、やっぱり厚さっつーか重さっつーか…
なんッか違うんだよなー。
なんなんでしょ、あれ。
林さんは柄さんとリンクしてるし、鳥越さんはやまけんさんとリンクしてて、
同じ板の上で芝居してると、兄さん方、さすがヴェテランみたいな。
道栄と武蔵が酒飲んでるときの、あのアダルティーなかっこよさ。
林さん・鳥越さんが同じ芝居をしたとしても、しゃきしゃきッとレタスみたいな感じになるだろうな。
あの悪そうな、チョコレート煮詰めた感じにはならんだろうな。
やまけんさんと柄さんが酒飲むとこなんて特にそう。
あんーな雰囲氣にはならんだろうなぁー。
・無二パパと武蔵が仲良かった頃のアホ親子3人、
柄さんは本当はあーゆー子なんじゃないかとちょっと思った。
ちょ 、ちょっとだけね ッ
・貴生さんの動きは本日も美しく。
直也さんの美しさとは違うんだよな。
直也さんの動きの美しさは、歌舞伎の指先一本まで神経を張り巡らす美しさ。
意識してんだろうな、って。
貴生さんの動きの美しさは、流れるようで、自然な美しさ。
今回も悪人だったけど、かっこよかった… ッ
たま~に刀を逆に持っちゃったり、パンフでも笛逆に持っちゃったりしてるけど、(苦笑)
そんなとこも好きだ、貴生さんッ
・帰るとき、出口で照人さん・柄さん・武原さんがお見送りをしてくださったのだけど、
柄さん頭小ッッッ さ
裸足だった、柄さん。
・斉藤さんの大槌、重そうだったなー。
でーら重量感。
多分、実際そんなことないんだろうけど。運搬時のあれこれも含めて。
・柄さんと直也さん、並ぶと華があんなー、と思った。改めて。
・梅軒に飼われていた男の子(照人さん)、14歳設定む り あ る www
なんでそこで照人さんにした、吉谷さん
あの場面、諒くん出てなかったから、諒くんとかでもよかったでしょやwww
・カーテンコールのときの照人さんの声の通り、パねぇ
本当に、照人さんの声好きだぁ~
・カーテンコールで並んだとき、今のAxleメンバーの少なさにちょっとびっくりした。
照人さん、柄さん、貴生さん、やまけんさん、加藤さん、武原さん、
吉谷さんとたぶちん。
す 少ない…
Axle初見はピスメだったけど、
そのときはたぶちんがいなくて、
賢三兄さん、hinokenさん、りょーたさんがいらっしゃったもな。
もちろん、吉谷さんもカーテンコールに立たれたし。。。
ぅわぁ~…そっかぁ~…
次回公演はせめてたぶちんも入れたフルメンバーのAxleが観たいなぁー。
もちろん、吉谷さんにも板に乗ってほしいし。
と とりあえず…