「怖い絵」という、西洋画名画の【視点を変えた解説書】みたいな面白い本があるのだけれど、
その本の第二弾が出てて、ふと立ち読みをしたら、
…36605が大好きでしょーがない、
「レディ・ジェーン・グレイの処刑」についての評があって、
怖いというよりは、やっぱり悲しくなった。
開いたページにジェーンが現れたとき、
「あぁ、やっぱり…」と思った。
やっぱり、「怖い絵」として取り上げられてしまったか。
やっぱり、この絵は何度見ても美しいし、素晴らしい絵だなぁ。
やっぱり、ジェーンの潔さが悲しい…
「怖い絵」として取り上げられているにも関わらず、
ジェーンの悲劇について、本の作者は書いていた。
ジェーンは、その短い即位期間からも、幼さゆえからも、すごく悲劇的に描かれる。
(実際悲劇的だったのだけれど。)
マザー(現イギリス女王陛下:エリザベスⅡ世)も大好きだけど、
ジェーンも好きだなぁ。やっぱり、あの絵の感動があるからか。