鳥獣戯画を観に行って、
買い物をして、帰宅してから、
久方ぶりにGyaOさんで映画を見た。
タイトルはそのまんま、「Boys Love」。
最近流行の「ボーイズ・ラヴ」。
かっこよく言ってるけど、まぁぶっちゃけゲイムーヴィーってことなんだよねぇ。
「テニスの王子様」ミュージカルで注目された俳優二人による、禁断の愛の物語。
…と、いう謳い文句だったのだけれど、
これ~…
愛の物語
ちょっと濃度の高い男子の友情物語、と思うのだけれど。
確かに、ノエルは男遊びしてたけど、別に間宮のこと、好きじゃなかったんじゃねぇかなぁ。
ただ、新しくできた年上の友達か、お兄ちゃんとしか思ってなくて、
ノエルを渡さない、と言った千鳥だって、“親友”を取られるという独占欲なだけで。
だからって刺すとかありえないでしょ(笑)。
ケンちゃんのエピソードも弱い。
それだけで、あんなに引っ張るか。
しかも、終わりがありえない。
「大日本人」よりも「えぇ~、これで終わり~」みたいな。
あんまりすぎて笑ってしまった。
俳優さんたちも棒読みだし、あんまりにもストレートな展開。
ありがち、ありがち。
う~ん、俳優さん、スタッフさんには悪いけど、暇だから観ました、そしてもうどんだけ暇でも観ないでしょう。
でも、そうだなぁ、確かに
世に出ているボーイズ・ラヴ漫画って、映像化したら、きっとここまで単純なつくりなんだろうなぁ、と思う。
漫画という表現方法だから面白いんだろうし、
だったら、せっかく映画という表現方法をとってるなら、もうちょっとなんかほしかったなぁ。
本当に、あまりにもストレートすぎる。
ストーンと終わるから。
タイトルの割りに騒がれなかった原因はこれかぁ~と、納得。
本当に、あっけなさすぎた。
これ観て泣けるひとは、きっとすごく感受性の強い方なんだろう。