関西発イケメンばかりの演劇ユニットAxle第八回公演「WILD ADAPTER」観戦、二回戦@新宿シアターアプル
チケットが取れたことがまずびっくりしたのと(だって一回ソールド・アウトしたじゃん)、
とれた席が3列目ってことにビビり、
本当はニセモノのチケットなのではないか、と開演までビクビクしていた。
3列目って、すっげ近いね(笑)
ビックリしたわ。
こんな近いか。
柄さんの汗が滴り落ちるのまで見えたわ。
内容と全く関係のないところで言うと、
終演後、廊下で直也さんっぽい後姿を見たと思ったら、ロビーで話している女の子たちが、
「直也くん見ちゃった~」
と騒いでいたので、あぁ、本物だったんだ~。
背中だけなら見たぜ(笑)。
というかッ
ロビーに吉谷さんがいたーッ
お話したかったんだけど、ほかのファンがずっと話してて、お話できなかった~
せっかくだから、なんか感想とか言いたかったのに…
待ってたら時間なくなるから、待たずに退散…
ほかのメンバー(リョータさんとhinokenさん)もいないか、と探したけど、
来てないだろうなぁ、さすがに…
今回は、
吉谷さんがブログで書いていた「抽象画」というキーワード
せっかく近いんだから、遠くからではわからなかった、メンバーの表情
この二つに焦点を絞って観てみた。
まぁ、一回観てるから、展開とかわかってるし、混乱はしなかった。
前回は疑問ばっかり浮かんだし、柄さんがカむし(笑)、それこそてんやわんやな感じがしたけど、
さすが今回は楽日だけあって、完成度は高かったように思う。
「抽象画」…とは思えなかったけど、
大阪公演より、すごく観やすくなったな、というのはあった。
脚本も演出もなにも変わったところはなかったのに(まぁ、多少お遊び部分は変わってるけど・笑)、
メンバーも吉谷さんも、大阪公演は、まだ手探り状態だったのではないかなぁ、と思うのね。
で、大阪公演三回を経て、ファンもキャストに感想を言うし(ブログへのコメントであったり、アンケートであったり、直接ファンレターであったり)、
それによってキャストも吉谷さんも悩んで、また新しく本人たちの中で構築しなおした部分もあったと思うんだ。
だから、すごく観やすくなったんじゃねぇかなぁ。
演技も、断然よくなってた。
特に、【エース】柄谷
【エース】なのにその演技はなんじゃーッと、前回は思ったのだけど、
かっこいい~演技でしたよ~、今回。
ただ、久保ちんではねぇな、と思ったけど。
【個人個人の感想】
柄さん
よかった
セリフ走ってねぇし、カまなかった。
殺陣はもともとかっこいい人だけど、近くだからこそ観られた、時任に振り向き様の笑顔…ッ(悶絶)
ちょーかっこよかったーッ
36605は上手側に座っていたのだけど、下手で演技をしていた柄さんが、舞台中央の時任を振り返り、
笑顔
うっかり胸キュンッ
火事の中での姉弟対決(タクリン賢三兄さん)のときに、
ほかキャストが叫ぶシーン、柄さんの「生きろーッ」がちょーかっこよかったーッ
前回観たときは、かっこいい演技をしてる柄さんの声じゃなかったので、
それも不満だったのだけど、今回は“かっこいい柄さん”だった。
それだけに、カーテンコール4回目(笑)の、戸惑った素の柄さんがとてもかわいらしかった。
で、これだけ褒めたけど、
やっぱり柄さんは久保ちんじゃぁねぇんだよなぁ… 軽すぎる。
あ、でも、前回まさかのトイレ行きで聞き逃した名シーン()、「うん、 いるみたい」は観れましたよ。
そこは、ちゃんと久保ちんでした。
貴生ちん
今回もね~、貴生ちん、よかったッスわ~
賢三兄さんを軽~く持ち上げた貴生ちん、男らし~ぃ
あんな華奢で、ちょーーーーー細いのに。
貴生ちんは、遠くから観ても演技はうまいので、近くで観ても、やっぱりいい表情をしているのだった。
衝撃のアンナ(笑)は、近くで観るとド迫力(苦笑)。怖い、怖い(笑)。たまに白目(笑)。
コミヤがそのうち、ロンブーの淳さんに見えてきた罠。
…ピスメのリョータさんも、最終的には淳さんに見えていたなぁ、そういえば…
あとね~、貴生ちんのセリフが、なんッかカタコトに聴こえる… (笑)
賢三兄さん
賢三兄さんのサナダさんを、前回観たときはあんまり覚えていなかったので、
今回はちゃんと覚えていようと思ったのだけど、
いやぁ~、貫禄不足だわ。軽いッ。
タクリンが演ったほうがいいんじゃねぇのかなぁ…
でも、タクリンの教祖は誰にも演れないので、タクリンが二人いればいいのになぁ、と思った。
賢三兄さんは、近くで観ると、まるで表情がない。
顔で演技をしない。いつも必死の表情をしていて、それを崩すことはない。
ラストの姉弟対決のときは、すげぇいい泣きの演技をしていたけど、それ以外に特に目立った顔演技はなかった。
それが逆に、賢三兄さんっぽいっちゃぁ、賢三兄さんっぽいんだけど。淡々としていて。
あ、でも、指先の演技は、賢三兄さんが一番きれいだった。
無骨な感じは全然なくて、玉三郎みたいな優雅さがあった。意外と。
やまけんさん
やまけんさんはねッ
今回のMVPはやまけんさんだな
やまけんさんが、よく上手で芝居をしていたからよく観れた、ていうのもあるんだろうけど、
いやぁ~…この人は、今回一番キャラクターっぽかったな。
下手で誰かが芝居をしていて、上手で存在が消えているときも、やまけんさんはカサイさんだった。
終始カサイさんだった。
賢三兄さんは、賢三兄さんだった(笑)。
セキヤの手下のときのやまけんさんは、す~げぇ悪そうな顔してて、
貴生ちんとやまけんさんは、遠くから観てもいい動きをするし、近くで観てもいい表情をするので、
本当に観る場所を選ばない役者さんだと思う。
時任の名前の由来は、今回“遊び”の入れ所だったようで、
「ガダルカナル・タカ」以外にも、「じゃぁ江戸だったらどうするんだ」「はるみ」とか、
やまけんさん曰く「特別版だ(カサイさん口調で・笑)」とのことで、
本当にもう、こういうところは張り切りそうだなぁ(苦笑)。
そして、カーテンコールで最終的に泣きそうな顔をする(笑)。
か~わ~い~い~ッ
加ト吉
加ト吉もね~、さすが顔芸を得意とするだけあって、表情はすごくよかった。
演技は~… やっぱりso-soって感じだけど。
この目なら、沖田いいわ。
終始カサイさんだったやまけんさんに対し、加ト吉は… 誰とも言えなかったなぁ。
普段、ブログとかに出てくる加ト吉ではなかったし、鵠さんでも、セキヤでもなかった。
あれは、誰だったんだろう…
タクリン
タクリンのオーラは、今回も健在だった。
声がひっくりかえったりしない分、す~げぇかっこよかった。
もうね、普段ブログにいるタクリンは、いじられ役だわ、喋りがダメだと自ら言うわ、「おぉ~い」て感じなのだけど、板に乗ってしまえば、本ッ当に男前だし、今回の役は妖艶な美女だ。
セキヤの部下のときのヤクザ顔も、す~げぇよかった。
もともと大柄で存在感ある上に、いい声だし、タクリンもいい役者だよなぁ~。
かっこよかったわ~。
ぶちぶち
ぶちぶち、小っちゃい(笑)。
賢三兄さんと踊ってるとき、小っちゃくて、本当に小学生かと思った。
後ろに座ってた子は、田渕・熊渕の渕渕コンビを、本当の女の子かと思ったと言っていた(笑)。
ぃや、ぶちぶちかわいいもんな。
フェミニンだし、女の子っぽい顔してるし、そういう表情よくするもんな、仕草とか。
ほかは、
前説・休憩のアナウンスがタクリンでつい笑った(笑)。
だって、タクリンの演技声なんだもんッ
氣づいた人は、みんなザワザワしていた(笑)。
Axleファンではなく、今回のゲスト:テニミュ俳優・大河さんファンは、
普通のアナウンスだと思っていたみたいで、勿体ねぇなぁ、と思った。
衣装も細部まで観れた~。
あれは…「2008-2009 A/W」パリコレのヨウジヤマモトのコレクションみたいな造りだね。
ジャケットとショールが一体になった感じの。
下にワイシャツを着て、その上に、端切れっぽい布をいっぱい縫い付けたロングジャケットを着て、
って感じなんだね。
大体みんな、ワイシャツの第一ボタンははずしていたのに、
やまけんさんのみ、きっちり締めていた。
賢三兄さんは、第二ボタンまではずしていた。
カーテンコールは、なぜか四回(笑)。
二回目までは、まぁやってくれるだろうなぁ、と思っていたけど、
三回目に吉谷さん登場
ぎゃーッと叫びたくなる衝動を抑える(笑)。
もーッずっこいーッむっちゃ低姿勢で出てくるしさーッ
かっこいいんじゃ、ばかーッ(暴言ではないですよ、間違った愛情表現です。)
で、吉谷さんも出てきてくださったし、もうさすがに終わりだろう、と思っていたら、
また幕があがり、
キャストも苦笑い(笑)。
柄さんは戸惑った顔をするし、三回目の吉谷さんが出てきた段階でちょっと泣きそうだったやまけんさんのダムが崩壊しそうだし()、音楽は終わってるのに、またみたいな。
客席も笑うし。手も振っちゃったし。
が、そんな中、終始無表情な賢三兄さん(笑)。手も振らねぇ(笑)、硬派か。(硬派です)
で、ロビーで吉谷さんに遭遇ですよ。
もう、目なんかMAX開いていたと思いますよ。
でも、この後も予定が…
いやッ、この後の予定は、行きたいというのも勿論あるのだけれど、行かなければいけないんだ。
と、いうことで、「WILD ADAPTER」話は終了。
前回より、大分長ぇなぁ(苦笑)。