音尾琢真 Produce
Ottey Ottoman World Tour 2011 in JAPAN
@恵比寿LIQUID ROOM
へ行ってまいりました wiz osa。
【公演概要】(※オフィシャル引用)
1970年全米のライブハウスを席巻した伝説の日系人ロックスターが存在した―
彼の名はOttey Ottoman(オッティ・オットマン)。
彼のロックは様々なミュージシャンやアーティストに影響を残し、
彼をリスペクトする人は未だに後を絶たない。
そして今回、
後藤利喜男や早川淳など数々のアーティストをプロデュースしてきた音尾琢真の手によって、
40年の沈黙を破り復活!
今なお止まない大多数のファンの熱望に応えるように2011年ワールドツアーが決定!
2011年9月、新曲を引き下げいよいよジャパンツアーで初上陸。
あの伝説が今まさに蘇ろうとしている!このチャンスを見逃すな!!!
観ている最中は完全にライヴやな、
と思っていたけど、よぉ考えると、これは芝居だったな、と。
伝説のミュージシャン・Ottey Ottomanを演る音尾くんと、
オッティー・オットマン・ブラザーズ・バンドを演るバンドメンバーと、
オッティーファンを演る観客と。
誰一人として、この“伝説の”ミュージシャンを知らないひとはいなかった、
それは音尾くんが前説で
「まさか彼を知らないでこの会場にいるわけじゃないでしょう?」
ということを言ったから、みんな
「音尾くんのやりたいことにつきあってあげよう」
という考えになって、
「もちろんだ、彼のファンだからこと、我々はここにいるのだ」
と、自らオッティーファンを演じることになる。
汗だくになって、拳振り上げて、オッティー・コールして、
アンコールも求めて、“完璧なライヴ”だったけど、
やっぱりあれは芝居だった。
そして、大変楽しい、心に残る、いい芝居だった。
誤算は、
最後に観客がオッティー・オットマンではなく、
結局“音尾琢真”を見にきていることで、
音尾くんが演じたキャラクターを求めたこと。
あそこで早川淳歌わなかったら、
もう「Ottey Ottoman World Tour 2011 in JAPAN」は完璧だったんだけどな。
でも、
まぁそれも含めて、ちょー楽しかったんだけどさ。
で、芝居の続きを演らせてもらえるのなら、
わたくしはOttey Ottomanのファンだったけど、
なにせ彼は40年も沈黙していたわけだから、
彼の動く姿を見るのはこれが初めてで、
大変感動したし、彼が69歳であるというのを全く感じさせない、
素晴らしいステージでした。
声もよかったし、歌もうまかったし。
みんなも大好きな、わたくしも大好きな、
16週全米チャート№1に輝き続けたあのアルバムからも、
たくさん演ってくれたし。
そして、初めて観ることができたからこその発見もたくさんあった。
オッティーはジャック・ダニエルズを好むんだ、とかね。
(ステージにボトルが置いてあった。)
オッティーは意外にもタトゥー全く入ってないんだ、とかね。
ブラザーズバンドもかっこよかったなぁー。
お氣に入りはギタリストのカツティー・オットマン。
彼、ワウ・ペダル踏みながら、口でワウワウ言うんだよね…
かわいかったな…
音尾くんがアンコールで帰ろうとしたとき、
両手を広げて無言で首を横に振って、音尾くんがハケるのを止めたりね。
オッティーと一番絡んでたのも彼だった。
5Dというこの企画のなかで、
真面目な芝居を演るのはリーダーだけなんだね、
とosaに言ったけれど、
音尾くんも観客を巻き込んだ、立派な芝居だったね。
ぃやぁー…
外タレだから早く帰りたい、と言っていたMr.オットマン…
ますますファンになってしまったよ。